スノーボードは危険なスポーツ?始める前に知っておきたい事故のこと

スノーボードは危険なスポーツ?始める前に知っておきたい事故のこと

白銀の世界の中、気持ちよく滑っていくスノーボード。
スピードを出せる爽快さから愛好者が多いスノボですが、スピードが出るからこその事故も多いのです。
どんな危険があるのか、スノーボードの魅力と共に気を付けなければならない点を見てみましょう。

増えつつあるスノーボード人口

増えつつあるスノーボード人口
今やスキー場ではスキーより目立つスノーボードですが、中高年の人にとっては、ウインタースポーツといえばスキーの方がなじみが深いかもしれません。
スノーボードが日本で親しまれるようになったのは、1970年代の終わりごろ。
その後スケートボードのイメージと重なったことで1990年代になってから若者を中心に人気が出はじめ、一躍ウインタースポーツの華となりました。

かたやバブル期に大人気だったスキーは、1993年頃を境にスキー人口が減りつつあり、ちょうど人気が高まってきたスノーボードと入れ替わったようなイメージがあります。
しかし、国土交通省発表のレジャー白書2013によると、2013年の国内のスノーボード人口は290万人。

スキー人口は480万人なので、まだまだスキーには数では及ばないようです。
とはいえ、スノーボードは若年層に支持されており、スキーに迫りつつある人気ぶりです。

スノーボードの危険性も知っておこう

スノーボードの危険性も知っておこう
スノーボードはスキーと違ってストックはもたず、ボードについたバインディングに足を固定してどちらかの足を前にして滑ります。
足が固定されているために、転んだ時に全身を固い雪面に打ち付けてしまい怪我をすることもしばしばあります。

怪我を防ぐには、転んだと思ったら手首の骨折を防ぐために手を雪面につかないこと、後ろに転んだら後頭部を雪面に打ち付けないためにぐっとあごをひくことが肝心。
滑る前にはよく準備運動をして、筋肉をしなやかにしておくことも大切です。

衝突で起こる怪我を避けるために

衝突で起こる怪我を避けるために
転倒と共に多い事故が、他のスノーボーダー、またはスキーヤーに衝突してしまうもの。
これはアイスバーンや予想より急な斜面でボードをコントロールできなくなったり、スピードを出し過ぎたりすることで起こります。

混雑したゲレンデではあまりスピードを出し過ぎないこと、またあまり技術がないのに急な斜面に入るなど、能力を過信した振る舞いをしないようにしましょう。
滑っている時は周りをよく見て、他の人に近づきすぎないように気をつければ、ある程度事故は防げるものです。

参照:安全とマナーについて

まだ上手くないのにジャンプに挑戦しないこと

まだ上手くないのにジャンプに挑戦しないこと
段差を跳ぶことで、スピードだけではなく浮遊感も味わえるのがスノーボードの魅力。
ゲレンデにあるキッカーという雪のジャンプ台は、ある程度滑れるようになってくると挑戦したくなるものですが、本当にそのキッカーを跳べる能力があるかどうか、よく考えてから試しましょう。

ジャンプで失敗すると、普通の雪面で転ぶよりも大きなダメージを受けるので、骨折などの大けがにもつながりかねません。
事故を防ぐためにはよくよく練習を積んでから試すか、または自分の能力にふさわしい高さのキッカーを選ぶようにしましょう。

初級者はゲレンデの外へ出ないこと

初級者はゲレンデの外へ出ないこと
最近よく耳にするスノーボードの遭難事故ですが、圧雪されていないバックカントリーを滑りたいからと、経験が少ないのにコース外へと出ることも原因の一つ。
バックカントリーは板のコントロールが難しい上に、どんどんゲレンデを離れてしまうと道に迷う危険性もあります。

ビーコンやGPSなど身を守るギアや、そもそも技術を持たない人は経験者なしで行かないことが大切です。

記事まとめ

スピードが出る分スノーボードは危険というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、気をつけて滑れば、100%ではないですが事故は防げます。
どんなスポーツでもちょっと上手くなってきた時が一番危険と言われますので、スノーボード初級者は自分の能力を過信せず、謙虚に滑って事故を防ぎましょう。